タツのブログ

元暴走族だった僕がニートから大企業で働き、感じた事をつぶやきます。主に働きかた、書評、クリエイティブについての記事を書いています。

人生100年時代のお金の不安がなくなる話

 

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本はもともと好きで色々読んでいます。
自分なりに要約し感想や考えなどを呟いていこうと思います。 #読書 #本 #経済 #人生100年 #お金

竹中平蔵さんと出口治明さんの対談式の内容です。途中に質問に対して竹中さんや出口さんなりの答えがあります。とても参考になりました。まずは、個人的にチェックした箇所をザッと書きます。それを踏まえて3つに絞ろうと思います。
最後に全体のまとめをします。

*年金の積立金は140兆円ある。深刻なのは医療費
*知先行後より知行合一
*みんなで貧しくなるか、GDPを上げるか
*機械化によって仕事を失った職人たちが新しいニーズに応えるような産業を生み出していった
*考える力がベースになる
羅針盤は2つある→考える力と専門性
*何をやりたいかを明確にする

①対応力

世の中の流れが早いから対応力が必要。何が起きてるかを理解してそれに振り回されないために根本的なことを理解すること。
そのためには「考える力」が必要。
経験に振り回されずにゼロベースで考える。
過去の経験を生かして〜とか自己理解を深める時に考えがちです。
でも、ゼロベースで考えることも必要だと言うことですね。
過去の経験の中で使えるリソースがあれば使えばいいので、必要ない過去について執着しなくていいということでしょうか。

②変化

永遠は世の中にない。
でも、変化こそ永遠である。
確かにこれだけ移り変わりが早い時代に、いつまでも過去の成功体験にしがみついていると置いてけぼりをくらい浦島太郎状態になりますよね。
岡倉天心さん恥ずかしながら知らなかったので図書館でわかりやすい漫画の本探します。汗

③コンペティティブとコンピタント

コンペティティブは、エクセルを上手に使いこなせる能力のこと。
コンピタントは、エクセルそのものがなくなったり進化しても「強かにやっていける能力」のこと。
根本的なことがわかっていればエクセルがなくなっても「エクセルの役目を果たす別なものを考えて使えばいいよね」と柔軟な思考ができます。
バスケットの用語で「ピボット」があります。片足を軸にしてボールを他の仲間にパス、或いは、自分でシュートできるように自分で有利なポジションを作ることです。
個人的には「ピボット」できることがこれから生き残るのに必要だと思いました。

まとめ

 

お金の不安がなくなるかと言うと僕はなくなりません涙 
高齢化社会に伴い医療費はどんどん膨らみ年金もあてにできません。
ただ、「人口が減る分その分仕事はある」といった意味ではお金の心配はいらないのかもしれません。
しかし、AIや外国人や高齢者という労働者の中のライバルは減らないと思います。
だからこそ生き残るためにはどうしたらいいか、を考えることが大切になります。
それは先程の3つがポイントになると思います。先のことなんてわからないのだから、お金はお金で大切だけどそれよりも「どう生きたいか、何をしたいか」を考え、今何が起こってるのかを理解し柔軟に変化することが大切なのかと思います。
例えると「カメレオン」のような生き方でしょうか。
変化の多い大変な時代かもしれないけどだからこそチャンスがあるのかもしれませんね。

今日もありがとう。

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